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配信日 2004.07.19



▲K-oneアドバンF隼+1 小林選手


▲スズキスポーツ隼2&4 大澤選手


 

2004年 JAF 全日本ジムカーナ選手権 第7戦
GYMKHANA IN 九州 夏
小林選手フォーミュラ隼が逆転優勝!シリーズタイトルは大澤選手の手に!

開催日 2004/7/17(土)-18(日)
会場 三井オートスポーツランド(福岡県)
天候 晴れ
路面 ドライ

7月17-18日、2004年JAF全日本ジムカーナ選手権 第7戦が、福岡県・三井オートスポーツランドを舞台に開催された。
全9戦で争われる選手権もいよいよ終盤に突入。シリーズタイトル争いでは、スズキスポーツ隼2&4を駆る大澤 勉選手がポイントリーダーに立ち、フォーミュラ・スズキ隼を駆る小林キュウテン選手がそれを追う形となっているが、優勝4回を含め、これまでに圧倒的な強さを見せている大澤選手がより優位な立場につけている。今大会で大澤選手が2位以上に入賞すれば3年連続のタイトル獲得が決定するだけに、スズキ隼同士の闘いはこれまで以上に力の入ったものになった。

1本目、トップタイムを叩きだしたのは、大澤選手(スズキスポーツ隼2&4)。小林選手(フォーミュラ・スズキ隼)は2位につけた。中間タイムでは大澤選手の速さが際立ったのだが、テクニカルセクションを含む後半では小林選手が圧倒的に速く、結果として、そのタイム差は僅かに0.2秒! ジムカーナの最高峰クラスで争われるコンマ差の闘いは、見る者全てを唸らせるに充分な迫力があった。

勝負が決する2本目のトライ。路面状況は安定しており、1本目と同等のタイムが出るようだ。小林選手は、渾身のタイムアタックで大澤選手のトップタイムを0.3秒逆転することに成功。暫定トップで、最終走者である大澤選手のアタックを待った。そして、大澤選手がコースイン。大澤選手は、後半セクションのタイム差を埋めるべくサスペンションセッティングを変更して挑んだが、これが裏目に出たのか、全体にタイムを落とす結果となり万事休す。小林選手が鮮やかな逆転で今季初優勝を決めた。
タイトル争いでは、大澤選手が2位に入賞したことでタイトル獲得を決定。2戦を残し、早々と3年連続のタイトルを決めた。


D class RESULT
Pos.
No.
Driver
Machine
1st Try
2nd Try
BestTime
1
140
小林キュウテン
K-OneアドバンF隼+1
1'08.878
1'08.305
1'08.305
2
141
大澤 勉

スズキスポーツ隼2&4

1'08.619
1'08.941
1'08.619
3
139
山口 義彦
藤津石油DL東名オーリンズRS
無効
1'10.479
1'10.479
4
138
木原 敬一
ADVAN☆ME☆R3M☆RS
1'19.634(P1
1'14.270
1'14.270
5
137
高口 真悟
V☆PCR☆R3M☆F-923
1'26.442
リタイア
1'26.442