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配信日 2004.07.12







  2004年 JAF 全日本ダートトライアル選手権 第5戦
第28回DCCSダートトライアル

スイフトスポーツの田崎選手が5連勝でシリーズチャンピオン決定!

 

開催日 2004/07/11(日)
会場 丸和オートランド那須(栃木県)
天候 曇り時々晴れ
路面 ハーフウエット〜ドライ


7月11日、2004年JAF全日本ダートトライアル選手権 第5戦が、栃木県・丸和オートランド那須を舞台に開催され、スイフトスポーツS1600を駆る田崎 克典 選手が優勝。5連勝を飾ると共に、シリーズを3戦残して早々とシリーズチャンピオンを決めた。

1本目、競技開始時にはハーフウエットだった路面だが、S1クラスが走行する時点(今大会は、N1/N2/N3/N4/S1...の出走順)では、コースの大部分がドライと言えるまでになった。タイヤチョイスは選手によって異なり、ドライ用・ウエット用が混在したが、どちらを使用してもあまりタイムの差が付かないようなコンディションだと言えた。ここでトップタイムを叩き出したのは、スイフトスポーツS1600を駆る田崎 克典 選手。ドライタイヤを選択し、1分35秒281と、2位の山田選手(シビック)に約2.6秒の差をつけ暫定トップに立った。

2本目は、路面も完全なドライコンディションへと変化し、大幅なタイムアップが期待された。田崎選手の1本目のタイムをターゲットに、ライバル達がコースイン。しかし、このターゲットタイムはあまりにも高いハードルだったのか、遂に逆転ならず、再び田崎選手に出走順が巡ってきた。田崎選手はスイフトスポーツS1600の澄みきったエキゾーストノートをコースに響かせ、自らのベストタイムをさらに0.8秒短縮することに成功。後続のシード選手3名のアタックを待った。結果、1本目2位の山田選手は気負い過ぎたか、土手にヒットし万事休す。奥村選手(シビック)、福山選手(シビック)もタイムアップは果たしたものの、トップタイムに届かず。田崎選手とスイフトスポーツS1600が、2位の奥村選手に約2.2秒の差をつけて、開幕戦から負け無しの5連勝を決めた。
そして、シリーズチャンピオン争いでも、ランキング2番手につける福山選手が4位に止まったため、3戦を残して早くもシリーズチャンピオンが決定。田崎選手とスイフトスポーツS1600の、今シーズンの強さを象徴する一戦となった。

第6戦は、8月1日、スポーツランドスナガワ(北海道)を舞台に開催されます。全勝優勝を目指す田崎選手とスイフトスポーツS1600の活躍にご期待ください。

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S1 Class
Pos.
No.
Driver
Machine
1st Try
2nd Try
BestTime
1
82
田崎 克典
スイフトスポーツS1600
1'35.281
1'34.625
1'34.625
2
033
奥村 直樹
DLヤッコSPヤマダシビック
1'39.850
1'36.857
1'36.857
3
036
山田 真稔
ボーエム・シビック
1'37.866
1'56.693
1'37.866
4
032
福山 重義
スーパーGパウタウBSシビック
1'39.241
1'38.359
1'38.359
5
81
佐藤 康夫
パームタウンシビック
1'41.009
1'38.947
1'38.947
6
78
奈良場 正
ベストTTGパオDLミラージュ
1'41.181
1'39.101
1'39.101
7
80
田口 都一
EDUCEレソルテスターレット
1'42.551
1'39.745
1'39.745
8
77
渋谷 修一
ワコーズBOBアドバンヴィッツ
1'39.841
1'41.262
1'39.841
9
72
山野 久乃
スマッシュDLCMSCミラージ
1'42.981
1'40.520
1'40.520
10
75
遠藤 圭治
ミラージュ/ek/COLT
1'40.973
1'40.558
1'40.558