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配信日 2004.06.23


▲スズキスポーツ隼2&4 大澤選手  

2004年 JAF 全日本ジムカーナ選手権 第6戦
ザ・スラローム イン 北海道

北の大地でスズキ隼がコンマ差の競演!大澤選手が4勝目を決める!

開催日 2004/06/19(土)-20(日)
会場 サホロ モータースポーツランド(北海道)
天候 晴れ
路面 ドライ

6月19-20日、2004年JAF全日本ジムカーナ選手権 第6戦が、北海道・サホロ モータースポーツランドを舞台に開催された。'99年以来 久々のDクラス成立とスズキ隼勢の北海道初上陸、そして、開催地をサホロのショートサーキットに移すなど、話題性の高い一戦となった。

コースは、大きなアップダウンがあるショートサーキットをパイロンで規制したもので、普通のジムカーナコースには無い勾配が今大会のコース攻略のカギとなったようだ。勾配の急なアップダウンとコーナーが組み合わされ、オーバースピードに注意しながらも、いかにスピードを殺さずスムーズなラインに乗せるかが難しい。また、通常の平坦なコースでは掛からない縦方向のGがサスペンションセッティングに与える影響も大きく、さらに、登りの勾配がきついためパワー差が出やすいなど、タイム差につながる多くの要素を多く含んだ難コースだと言える。しかしながら、ドライバーからは「楽しいコース」「攻めがいのあるコース」との評価が多く、全日本選手権を転戦するドライバーのレベルの高さを感じさせた。

1本目のトライ、この難コースでトップ争いを繰り広げたのは、やはり、フォーミュラ・スズキ隼を駆る小林選手とスズキスポーツ隼2&4を駆る大澤選手だ。小林選手が1分14秒729と、それまでのタイムを大幅に更新し暫定トップに立つが、大澤選手が1分14秒406を叩き出し0.323秒逆転。トップドライバーが繰り広げる最高峰クラスのテクニックとスピードを、北海道のジムカーナファンに強烈に印象付けた。1本目のヒートアップした闘いから、2本目にも多くの好勝負が期待された。しかし、2本目のトライ開始早々に事故が発生し、それ以降のトライが中止となった。その結果、順位は1本目のタイムで決定し、スズキスポーツ隼2&4を駆る大澤選手が優勝。今季4勝目を飾り、シリーズチャンピオン争いの頂点が見えてきた。

第7戦は、7月18日、九州・三井オートスポーツランドを舞台に開催されます。スズキ隼 勢の活躍にご期待ください。


   


▲K-oneアドバンF隼+1 小林選手


画像クリックで大きなコース図を表示


 

D class RESULT
Pos.
No.
Driver
Machine
1st Try
2nd Try
BestTime
1
85
大澤 勉
スズキスポーツ隼2&4
1'14.406
---
1'14.406
2
84
小林キュウテン
K-oneアドバンF隼+1
1'14.729
---
1'14.729
3
82
田島 豊博
DLプロKエルフENDザウルスL
1'21.358
---
1'21.358
4
81
菅原 豊和
さんきょうエバ
1'31.050
---
1'31.050
5
83
五十嵐 豊光
DLアムロKsオベロンYT41
D.N.F
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