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配信日 2004.06.14







 

JAF 全日本ダートトライアル選手権 第4戦
2004ネッツ岩手ダートトライアル IN 金ヶ崎

スイフトスポーツの田崎選手が圧倒的なタイム差で開幕4連勝を飾る!


6月13日、2004年JAF全日本ダートトライアル選手権 第4戦が、岩手県・ダートアドベンチャー金ヶ崎を舞台に開催された。コースは、全体にスピードレンジが高く、硬い路面を持った高速コース。前半に中・高速コーナー、終盤にテクニカルなセクションが用意され、バランスの良いコースだと言える。

1本目の路面は、ハーフウエット。場所によっては表面の土が序々に飛ばされ始めたような状態で、タイヤ選択はセオリー通りならウエットタイヤだが、ドライタイヤで勝負を賭ける選手もいるような路面状況だ。スズキスイフトS1600を駆る田崎 克典 選手は、ウエットタイヤを選択。他の選手が2分台のタイムに止まる中、1分56秒409というスーパーラップを記録し、2位の阿部選手シビックに対して約5.4秒の大差で暫定トップに立った。

2本目には路面はすっかり乾き、完全なドライコンディションとなった。こうなると、1本目のタイムはあくまでも参考にしかならず、実質ワントライ勝負の緊迫した闘いとなる。田崎選手スイフトのスーパーラップでさえ早くも逆転され、ターゲットタイムは阿部選手シビックの1分54秒440となった。しかし、田崎選手スイフトは、このタイムもあっさりと逆転する1分50秒347を叩き出し約4秒リード。そして、後続のシード選手2名のアタックも田崎選手のタイムを越えられず優勝が確定した。田崎選手とスイフトスポーツS1600は、開幕4連勝。圧倒的なタイム差が物語る「強さ」が印象に残る一戦となった。

第5戦は、7月11日、丸和オートランド那須(栃木県)を舞台に開催されます。田崎選手とスイフトスポーツS1600の活躍にご期待ください。



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S1 Class
Pos.
No.
Driver
Machine
1st Try
2nd Try
BestTime
1
26
田崎 克典
スイフトスポーツS1600
1'56.409
1'50.347
1'50.347
2
032
福山 重義
スーパーG・BS・PTシビック
2'03.265
1'54.365
1'54.365
3
22
阿部 純一郎
工藤ホンダDL・elfシビック
2'01.899
1'54.440
1'54.440
4
25
佐藤 康夫
パームタウンシビック
2'04.180
1'55.986
1'55.986
5
23
田口 都一
EDUCEレソルテスターレット
2'02.993
1'56.173
1'56.173
6
20
千葉 雅禎
MT大館太洋CBSPミラージュ
2'07.159
1'57.645
1'57.645
7
33
奥村 直樹
DLヤッコSPヤマダシビック
2'07.176
1'59.096
1'59.096
8
24
渋谷 修一
ワコーズBOBアドバンヴィッツ
2'08.382
1'59.115
1'59.115
9
21
山口 剛
スガオスポーツシビック
2'11.069
2'00.662
2'00.662