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配信日 2004.04.19



 

JAF 全日本ダートトライアル選手権 第2戦
RASCAL SPRING TRIAL IN MITSUI
スイフトスポーツSuper1600を駆る田崎選手が開幕2連勝!


4月17-18日、2004年JAF全日本ダートトライアル選手権 第2戦が、福岡県・三井オートスポーツランドを舞台に開催された。 スイフトスポーツSuper1600を駆る田崎選手の地元、ホームコースでの開催だが、九州地区は改造車が多くそのレベルも高いだけに、ハイレベルな闘いになることが予想された。
波乱は早くも土曜日の公開練習で起こった。連勝を狙う田崎選手スイフトのエンジンが不調をきたし、決勝への出場が危ぶまれる事態となったのだ。スズキスポーツでは、急遽、浜松から九州までエンジンを輸送。メカニックの努力により夜を徹してエンジン載せ換えとセットアップが行われ、スイフトスポーツSuper1600は決勝のスタートラインにつくことができた。

1本目のトライ、天候は晴れだが、路面は散水によりセミウエット状態となっている。田崎選手スイフトは、ウエットタイヤを選択しスタート。エンジン換装による問題もなく、コースに快音を響かせたスイフトは、2位 の濱田選手シビックに2秒以上の差をつけ暫定トップに立った。

2本目のトライでは、路面が若干乾いたことでタイヤ選択が微妙になった。三井の路面 は柔らかいため、路面がドライ寄りでもウエットタイヤの方がタイムが出ることがある。ドライ用かウエット用か非常に悩ましい選択であったが、田崎選手スイフトはウエットタイヤを選択した。 このタイヤ選択は正解で、田崎選手スイフトは約1秒のタイムアップを果たし、S-1クラス唯一の1分46秒台を記録。2位 となった濱田選手シビックに約2秒の差をつける圧倒的な強さで開幕2連勝を飾った。

第3戦は、スズキ協賛、スズキスポーツカークラブ(SSCC)主催により「スズキカップSSCCダートトライアル」として、栃木県・丸和オートランド那須を舞台に開催されます。スイフトスポーツSuper1600を駆る田崎選手の活躍にご期待ください。第3戦の大会情報はこちら>>をご覧ください。

 

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S-1class RESULT
Pos.
No.
Driver
Machine
1st Try
2nd Try
BestTime
1
79
田崎 克典
スイフトスポーツS1600
1'47.386
1'46.383
1'46.383
2
69
濱田 保彦
シビック
1'49.590
1'48.489
1'48.489
3
78
安本 くにお
OT・BPFシビック・SPM
1'50.155
1'50.252
1'50.155
4
032
福山 重義
スーパーG・BS・PTシビック
1'50.507
1'50.210
1'50.210
5
77
田口 都一
EDUCEレソルテスターレット
1'52.213
1'50.609
1'50.609
6
66
佐藤 康夫
パームタウンシビック
1'52.334
1'51.304
1'51.304
7
72
牟田 喜利
メーカーズ BPF RX-7
1'51.437
1'52.205
1'51.437
8
75
野々村 彰吾
ルブローレンμウィズ・シビック
1'52.257
1'51.650
1'51.650
9
71
矢野 淳一郎
DL◎MOTULビルインテグラ
1'53.533
1'52.302
1'52.302
10
70
遠藤 圭治
ミラージュ/ek/COLT
1'55.256
1'52.347
1'52.347
11
67
信 貴之
メーカーズ・MJ・RX7
1'53.405
1'52.436
1'52.436
12
68
田村 崇
Forza西日本μスターレット
1'55.299
1'53.379
1'53.379
13
74
牟田 なお子
BP☆BPF☆MJインテグラ
1'54.035
1'56.496
1'54.035
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76
中島 孝恭
美車門M2なぞミラージュ阿蓮寺
D.N.F
リタイア
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73
西村 謙一
スクーデリアスポーツシビック
不出走
不出走
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